2014年07月20日
森の天敵マツノマダラカミキリ採集実験
楽しく暑い 夏が始まりました。
しかし、毛皮をまとった ニホンリスには つらーい夏なんです
毎年 夏の間は ニホンリスの姿を見つけることができません。
本当、とても不思議でニホンリスに直接聞いてみたいのは やまやまってところですが・・・
なんとなく日の出の時刻と暑さに関係があるような気がします。
さて、こんなに暑い時期でも活発に森の中を動き回る虫がいます。
森の天敵 松くい虫。
この虫は普段 お目にかかれることは めったにありませんが
今年は マツノマダラカミキリ虫用の調査トラップを実験的に仕掛けてみました。
仕掛ける場所は 昨年枯れた松林の中のアカマツ以外の木がねらい目だそうです

さて、結果は すごいものでした
このトラップの誘引剤はマダラコールというものらしいです。
すごい、なんてピッタリの名前でしょう
アカマツ枯れと森の天敵マツノマダラカミキリについて・・・なんて
一般的にはなかなか普及していないと思われがちな内容ですが
100年前から続く林業行政もお手上げの大問題です。
特にりす森倶楽部の活動するびわ湖の湖西側はアカマツ枯れが酷く
それゆえに びわ湖から西の松ぼっくりを主食とするニホンリスは絶滅危惧寸前では?と
書いてある本も多いです。
実際、関西ではなかなかお目にかかれる場所はありませんが、
ここの森にはその絶滅寸前?のニホンリスとニホンリスの食べる松ぼっくりの木を枯らす
マツノマダラカミキリがたくさんいるわけです
。
しかし、両方とも なかなか見られないから実感がわかない人が多いはず。
ということで、今回のマツノマダラカミキリ採集実験にいたったわけです。
そうそう、松枯れが酷くて困っているのは りす だけではありません
アカマツ枯れは 皆が大好き まつたけの減少にも直接つながります。
人にとっても 森にとっても ニホンリスにとっても 共通の天敵ですね。

しかし、毛皮をまとった ニホンリスには つらーい夏なんです

毎年 夏の間は ニホンリスの姿を見つけることができません。
本当、とても不思議でニホンリスに直接聞いてみたいのは やまやまってところですが・・・
なんとなく日の出の時刻と暑さに関係があるような気がします。
さて、こんなに暑い時期でも活発に森の中を動き回る虫がいます。
森の天敵 松くい虫。

この虫は普段 お目にかかれることは めったにありませんが
今年は マツノマダラカミキリ虫用の調査トラップを実験的に仕掛けてみました。
仕掛ける場所は 昨年枯れた松林の中のアカマツ以外の木がねらい目だそうです
さて、結果は すごいものでした

このトラップの誘引剤はマダラコールというものらしいです。
すごい、なんてピッタリの名前でしょう

アカマツ枯れと森の天敵マツノマダラカミキリについて・・・なんて
一般的にはなかなか普及していないと思われがちな内容ですが
100年前から続く林業行政もお手上げの大問題です。
特にりす森倶楽部の活動するびわ湖の湖西側はアカマツ枯れが酷く
それゆえに びわ湖から西の松ぼっくりを主食とするニホンリスは絶滅危惧寸前では?と
書いてある本も多いです。
実際、関西ではなかなかお目にかかれる場所はありませんが、
ここの森にはその絶滅寸前?のニホンリスとニホンリスの食べる松ぼっくりの木を枯らす
マツノマダラカミキリがたくさんいるわけです

しかし、両方とも なかなか見られないから実感がわかない人が多いはず。
ということで、今回のマツノマダラカミキリ採集実験にいたったわけです。
そうそう、松枯れが酷くて困っているのは りす だけではありません
アカマツ枯れは 皆が大好き まつたけの減少にも直接つながります。
人にとっても 森にとっても ニホンリスにとっても 共通の天敵ですね。
2014年07月19日
りす森畑の抵抗性アカマツ
暑ーい夏がやってきました。
無事に大きくなったかな と心配されている人も多いと思います・・が
りす森畑のアカマツたちは 無事、元気に育っています

よーく見ると 苗によって 成長の早いもの 遅いもの さまざまのようです。5月に皆で
一生懸命に植替えしたアカマツが一番元気みたいです

他、秋の収穫祭に向けてつくった 野菜も順調・順調

サツマイモやサトイモも元気いっぱい

畑の苗畑の周りには いつも アマガエルが飛び回っています

早く 大きくなあれ とアマガエルの大合唱が聞こえている りす森畑でした
2014年07月13日
森キャンプと川遊びと花炭作り
雨・あめ・アメ・・・。本日のりす森は会としては中止となり、
個人的に行うことになりました・・。
雨の降る中、ぶらぶら、りすの巣探しにレッツゴー


ちょっとわかりにくい画像ですみませんが、ちゃーんとありました。
どれどれ・・・・・・ん??あった

りすの巣探しは なかなか難しいですが、ここの森には
以前調査した時になんと30個近くありました

さて、森といえば・・キャンプ。。。ということで、レッツ!チャレンジ!テント作りです!


次は花炭作りです。夏休みの自由研究にもちょうどいいです。


エビフライの花炭完成!キャンプ場のおじさんからこんな炭作りする人は
今までいなかったよ!すごいね!とお褒めの言葉をもらいました



オニグルミとマツボックリも

たくさんできました!
そして川遊びも たくさんのカエルやお魚と遊びました。



ここの森の歴史を学び、観音様に拝みます。
どうか、いつまでも 豊かなリスの森でありますように・・

雨だけど とても楽しい1日でした。これからも リスの森で遊んで森に親しみましょうね。
Posted byニホンリスのクッキーat 19:00
りす森倶楽部イベント
2014年07月06日
会員親睦企画「りす森キャンプと川遊びと花炭づくり」
もうすぐ 楽しい夏休み

元気いっぱいの子供たちを連れて楽しく森遊びしましょう
びわ湖りす森倶楽部 会員親睦企画です
「りす森キャンプと川遊びと花炭つくり」
日時 7月13日(日) 9時から14時
場所 一丈野国有林及びキャンプ場
料金 1人600円(別途駐車場1台500円)
その他 7月9日申込〆切
雨天中止
詳細は会報誌をご覧ください
Posted byニホンリスのクッキーat 19:00
りす森倶楽部イベント
2014年07月05日
アニマルパスウェイ
有名なアニマルパスウェイを見学に行きました。
道路で寸断された森に哺乳類たちが通れるよう
架けた橋のことを アニマルパスウェイといいます。
昨日は 歩道橋を上手に使っていた例でしたが、
今回は ケーブルのようなものを利用して上手に架けてありました。

樹上生活する哺乳類にとっては まさに命の架け橋ですね。
近くの森には これを利用する哺乳類たちの 通り道もありました

枝を組み合わせて 樹から樹へと 走りまわりやすいよう工夫してあります。
他、この森には鹿なども

近くの草原では

ノビタキという鳥ですね。
滋賀県では 繁殖しない鳥です。渡りの最中にちょくちょく見かけます。
とても 楽しいアニマルパスウェイ見学でした
道路で寸断された森に哺乳類たちが通れるよう
架けた橋のことを アニマルパスウェイといいます。
昨日は 歩道橋を上手に使っていた例でしたが、
今回は ケーブルのようなものを利用して上手に架けてありました。
樹上生活する哺乳類にとっては まさに命の架け橋ですね。
近くの森には これを利用する哺乳類たちの 通り道もありました
枝を組み合わせて 樹から樹へと 走りまわりやすいよう工夫してあります。
他、この森には鹿なども
近くの草原では
ノビタキという鳥ですね。
滋賀県では 繁殖しない鳥です。渡りの最中にちょくちょく見かけます。
とても 楽しいアニマルパスウェイ見学でした
2014年07月05日
日本で1番 ニホンリスが見られる公園(2)
さて、日本で一番ニホンリスが見られる・・本当でしょうか?
私も半信半疑でしたが たくさんのニホンリスに出会えましたよ

おいしそうに クワの実を食べるニホンリスを見つけた

なんて かわいい子りす

この時期は葉も茂り 一番見難い時期ですが・・こんなに見られるなんて感激です

姿だけでなく 巣もあちこちに・・朽木では秋から冬や雪解けの初春などに
見られるだけですが・・。
去年のクルミを掘り起こして 食べている子リスも・・
なんか 朽木のクッキーを思い出してしまいます

ニホンリスは樹の上が大好きな動物なんですね~。
朽木では松枯れで地面を走るリスばかりでしたが、 こういうリスを見ていたら
松枯れで荒廃する朽木の森を豊かな森に・・という初心を改めて思い出します

昔も今も 変わらず びわ湖の森を素晴らしい森にしたいという思いを
与えてくれた 森の住人ニホンリスに感謝

2014年07月04日
日本で1番 ニホンリスが見られる公園(1)
日本で1番 ニホンリスが見られる公園があるというので
行ってきました。
園内には りっぱなクルミの樹がたくさんあります



クワの実も ちょうど黒く熟した食べごろがいっぱいあります。
他にも桜やカラマツなど園内のほぼすべての樹木がりすの大好物なものばかり・・。

滋賀県にはない 貴重なカラマツのエビフライです

そして りすを保護する為に りす用アニマルパスウェイも


他にもリスに注意などの看板も


園内には 植栽後の木々も、ちらほらあり、頑張ってりすの保護をしている様子が
うかがえます。

そして りすの巣もあちこちに・・


地域の人がマレットゴルフをしているすぐ上に りすの巣がたくさんありました

人間とニホンリスが上手に共存する 生物多様性の森ですね